地域包括ケア病床

当院では、急性期治療後の在宅復帰に向けた医療や支援などを一層充実させるため、令和3年5月より「地域包括ケア病床(10床)」を開設いたします。

※以下の「施設」という表現は、病院や介護老人保健施設を除いた施設です。
地域包括ケア病床とは

通常では、急性期の治療が終了し病状が安定すると退院となります。当病床では、自宅や施設での療養に不安がある場合や、もう少しの入院治療や教育で在宅復帰が見込まれる患者さんに対して、医師・看護師・リハビリ担当者・医療ソーシャルワーカー等が協力し、在宅復帰支援を行い、自宅や施設への退院を目指す病床です。
また、病状によっては当病床へ直接入院し、治療を受けることもあります。

対象となる患者さん

- 自宅あるいは施設に退院できる方
- 急性期の治療が終了し病状は安定したが、自宅や施設での療養に不安がある方
- 自宅や施設に退院するために、医療処置や介護等のリハビリテーションが必要な方
- 自宅や施設に退院するために、医療環境の準備が必要な方
- 在宅介護が困難となった場合に、一時的に一定期間の入院受け入れが必要な方

入院期間

自宅や施設での療養が可能な状況になったら退院となります。
※ 保険診療上60日を超える入院はできません。


入院費について

入院費は「地域包括ケア入院医療管理料」として算定します。前期高齢者(70〜74歳)と後期高齢者(75歳以上)は、月の医療費の上限が定められていますので、1ヶ月の医療費負担は一般病棟と変わりません。「限度額適用認定証」をご提示いただくことで、支払額は自己負担限度額までとなります。
ご不明な点につきましては、事務部 入院医事係におたずねください。

ご相談・お問い合わせ先

医療法人 篠田好生会 天童温泉篠田病院 代表電話 023-653-5711
地域医療連携・医療福祉相談室 FAX 023-653-1327
